小学生の子供がインターナショナルスクールに
通っていて最も楽しく貴重な経験となるのは
自宅や遊び場で外国人のお友達と遊ぶこと。
つまりプレイデートをすることです。
我が家の長男もファラン（西洋人）の
お友達ができ、同じお友達と
４回プレイデートをしました。
次は５回目の約束をしているようです。
２人で心から笑い楽しんでいる姿を見るのは
親としても嬉しいものですね。
人種が全く違う相手とここまで仲良くなれるのは
まだ８歳の子供だからこそ。
インターは英語で勉強する場、というだけではなく
外国人のカルチャーや人間関係を学ぶ場でもあります。
外国人との人間関係や社交術？を学ぶためにも
親しくなりたい子がいたら
プレイデートを強くおすすめします。
幼少期のプレイデートと何が違う？
長男の幼少期に
日本人のお友達とはよくプレイデートしましたが
それはある程度ママ同士が親しいから
ついでに子供同士も遊ばせるというスタンスでした。
しかし小学生以上でインターに通っていると
子供同士は仲良しだが親とは面識がない上、
国籍も習慣も感性も全く違うお相手
とプレイデートすることに
なったりします。
この場合親同士が親しい日本人ママ友のようには
なかなかいきませんよね。
子供同士は仲良しだが、親同士は初対面、
しかも国籍や感覚が異なる
相手とのプレイデートは戸惑うことも多かったので
経験と注意点を書いてみたいと思います。
プレイデートのきっかけは何？
お相手のママが直筆のお手紙をくれました。
「私の息子○○○が○○（私の長男）と
プレイデートをしたいと言っているので
よかったら今度うちで遊びませんか？
メールアドレス ○○
電話番号 ○○」
とても嬉しかったのですぐに連絡しました。
「はじめまして。長男から○○のお話はよく聞いていました。
仲良くしてくれてありがとう。
ぜひプレイデートできたら嬉しいです。」
みたいな返信をしました。
欧米人はラインよりWHATS UPをよく使うので
その後はWHATS UPで連絡を取り合うようになりました。
以前別のママさんも
このように手書きをお手紙をくださって
とても嬉しかったです。
連絡先がわからないお相手で
きっかけを作りたい場合はお手紙を書いて
お相手のママに渡すのがベスト。
メルアドやSNSを知っている場合は
メッセージやメールを送っても良いですね。
電話するのはちょっと不安、とか
心配という方もメッセージなら
読み返せて安心ですね。
プレイデートの時間
長男はYEAR４の今、
平日はアフタースクールアクティビティやら
習い事やらでとても忙しいので平日不可。
週末か祝日に設定しています。
家族の都合もあるのでお相手のママさんと
相談しましょう。
家が近かったり時間的な都合が
良ければ平日の放課後に遊ぶのも
良いと思います。
我が家は日曜日に遊ぶ場合、
ランチ時間を避けて
１３時から１７時まで
などに設定することが多いかな。
長男とお友達はすでに８歳ですし
何回も遊んでいて５時間以上遊べないと
遊び足りなかった、もっと遊びたかったと
クレームの嵐になるのでこんな感じですが、
もう少し年齢が低かったり
そこまで親しくない場合は、午前１０時から正午まで、
とか、午後１時から午後３時くらいまで、
で良いでしょう。
お相手がランチもうちで食べない？
と誘ってくれた場合は、１１時に待ち合わせて、
１７時まで遊んでいたり。
相手の都合や状況により
臨機応変に設定しています。
親はプレイデートに同行する？
ぜひうちに寄って行って！
と言ってくださったので２回目までは
１時間から２時間くらいお茶を
飲みながらお話しました。
そのお友達のママは自分の話をたくさん
してくれたので楽しくお話を聞くことができました。
出身地の話
家族や親戚の話
以前していた仕事の話
本国にいつ帰るか
学校生活はどうか
などなど・・
外国人は割と自己紹介を兼ねて
当たり障りない話にとどまらず
自分の話をしますよね
相手に質問するのもいいけど
自己紹介を兼ねて、自分のこと、
家族のことなど、お話すると
親近感がわくと思います。
３回目からは、パパさんがいたりで
忙しそうだったのでコンドの前まで
送って行って私は遠慮させてもらうこと
に。そして終了時間ごろに
迎えに行きました。
このあたりは状況に応じて。
相手にぜひ寄って行って！
と言われたら、立ち寄ってお話するのも良い
ですし、気を遣うような雰囲気なら、
用事があるのであとで迎えにきてもいいですか？と
断って、子供だけドロップオフして
帰るのも良きです。
お土産はどうする？
相手のおうちにお邪魔する
ということは、少なからず相手の時間や
労力を使わせているということ。
見守り、楽しく過ごせるようにアシストする
親の協力が必要不可欠なので
お礼の気持ちとして
お菓子やフルーツ
などのお土産は必ず持たせるように
しています。
ホワイトシュガーが入った
甘いものは一切与えない、
アレルギーがある、というお子さんも
最近は多いので、お菓子はあげているか
アレルギーで食べられないものはないか
聞いてみましょう。
長男のお友達はなんでも食べる子、
その心配は不要でしたので
何回目だったか忘れましたが
PAULのマドレーヌとクッキー
を持って行きました。
何となく持って行ったのですが
PAULのマドレーヌやクッキーは
ファランママに大変喜ばれたので
正解でしたね。ファランに
PAUL支持者は多いです。
高いものである必要はありませんが
相手が外国人（とくに西洋人）なら
洋菓子やフルーツが無難でしょう。
あえて持っていく人はいないかもしれませんが
欧米人曰く和菓子は見た目や匂いからして
不気味らしく不人気とのことです。
何はともあれ相手が何かをしてくれるから、じゃなくて
お礼の気持ちとして持って行っています。
何で遊ぶ？
男の子なので
レゴ の組み立て
ロボット
クイズ
ゲーム
などです。
小学生になると
何で遊ぶか子供同士で考えますので
みているだけでいいと思います。
いつお開きにする？
予め、○時にお開きにしましょう。と
ある程度決めておくといいと思います。
それでも、お開きにしたくない、
と泣かれ、１時間くらい伸びたりしますけどね。
子供同士が喧嘩になった場合
喧嘩じゃないかもしれないけど
以前、長男がゲームとクイズで
全勝したとかで、相手が怒ってしまい、
気まずくなったときがありました。
大人が聞いたら、なんだ、そんなこと？みたいな
内容なんだけど・・
私は、あらら、、って感じで
怒らせてごめんね、と謝罪しました。
相手のママもちょっと気分を壊していた
ようで、どうしよ？？と悩みましたが。
１ヶ月もしたら
またプレイデートの約束をして
仲良く遊んでいますので
多少の喧嘩は目くじらを立てないことです。
子供が多少文句を言ったとしても
いじめに発展しない限り
一時的な感情だったりもしますし
喧嘩や負の感情も人間関係の学びですからね。
小学生以上の子供を介して知り合った
ママ友と長く続く秘訣
子供同士が仲良しで、親同士も仲良しなら
ベストですがなかなかそううまくはいきません。
忘れてはいけないのは
相手は子供のお友達のママであり
ママの個人的なお友達ではない
ということ！！！！
子供同士が意気投合しなければ
出会うこともなかったお相手とは
つかず離れずがうまくいくポイントです。
子供同士が主役のママ友づきあいは
腹８分目でも多すぎると私は思っています。
職場の人間もそうですが、自分以外の利害関係が
発生するお相手とのつきあいは
腹６分目がちょうどいいと思っていますし
長い年月を経てそのような関係でいてよかったと
改めて思うことも多いです。（笑）
親同士はとりあえず細く長く繋がっていくことを
おすすめします。
まとめ
外国人のお友達と親しくなりたいなら
プレイデートをしてみましょう。
異人種とプライベートで遊ぶ経験は
日本ではなかなかできない良い学びになります。
約束はお手紙かSNSで。
お相手のお家に行く時は
感謝の気持ちとしてお土産を忘れずに。
親しくなってもうお土産はなしにしようね、と
決めている場合はなしでもいいと
思います。
時間はある程度決めておきましょう。
多少喧嘩になっても、それも学びということで
危ないことがなければ見守ってあげましょう。
子供が主体のママ友達は
腹６分目で細く長く続ける関係が良きです。
